『ラストノート』第8話は、葵(内田有紀)と澄晴(寺西拓人)がついに気持ちを確かめ合った直後だけに、「2人が幸せになれるのか」ではなく「2人は周囲の反対を乗り越えられるのか」が大きなテーマになりそうです。
第7話では、澄晴が13年前に葵と出会っていたことを思い出し、葵に「好き」と伝えました。葵もその気持ちを受け入れ、2人は一緒にいることを選択します。
しかし、第8話では早くもその幸せに暗雲が立ち込めます。
第8話考察①「澄晴を返して!」莉奈の行動が波乱を起こす
第8話で最も注目したいのが、莉奈(桜井日奈子)の存在です。
公式の第8話予告では、葵が出社すると莉奈が会社に押しかけ、「澄晴を返して!」と葵を責める展開が明らかになっています。
ここで重要なのは、莉奈が単純な「恋敵」ではないということです。
莉奈にとって澄晴は、これまで自分の近くにいた大切な存在。
その澄晴が突然、年上の葵を選んだ。
しかも莉奈は、葵と澄晴が一緒にいるところを目撃しており、精神的なショックを受けています。
そのため第8話の莉奈は、
「葵に負けたくない」
という嫉妬だけではなく、
「澄晴を失いたくない」
という強い喪失感から行動している可能性があります。
ただし、莉奈の「澄晴を返して」という言葉には、もう一つ意味があるのではないでしょうか。
それは、
「私が知っていた澄晴を返して」
という意味です。
葵と出会ってから、澄晴は絵画という夢にも再び向き合い始めています。
莉奈からすれば、葵との出会いによって澄晴が自分から離れていったように感じるのかもしれません。
第8話考察② 澄晴が「夢」を取り戻すことが恋の鍵になる?
第8話では、恋愛だけではなく澄晴の「夢」も大きく動きます。
澄晴は学生時代に絵画を教わった二宮(丸山智己)を訪ね、再び絵画教室に通いたいと伝えます。
さらに二宮からは、アシスタントとして働かないかという話が出てきます。
これは第8話の重要なポイントだと考えます。
これまで澄晴は、絵を描くことを諦めて生きていました。
しかし葵と出会ったことで、過去に諦めたものをもう一度取り戻そうとしています。
つまり葵との恋は、澄晴を変えただけではありません。
澄晴自身が「自分の人生を取り戻すきっかけ」になっているのです。
ここから考えると、第8話で莉奈が葵を否定する一方、澄晴は絵画の道へ進み始めるという対比が描かれる可能性があります。
澄晴にとって葵は「恋愛対象」であると同時に、「自分らしく生きることを思い出させてくれた人」なのではないでしょうか。
第8話考察③ 葵は20歳差の現実と向き合うことになる
第8話では、葵自身にも大きな問題が突きつけられます。
それが20歳差という現実です。
葵は49歳、澄晴は30歳。
2人の年齢差は19歳ですが、作品内では「20歳差」として扱われる場面もあります。第8話では、この年齢差を周囲から改めて突きつけられる展開が示されています。
これまで葵は、
「私は大人だから」
「もう人生に大きな変化はいらない」
と考えてきました。
しかし澄晴と出会ったことで、その考えが大きく変わりました。
問題は、葵が澄晴を好きになることではありません。
「澄晴の人生を自分が邪魔してしまうのではないか」
という不安です。
莉奈や創から反対されれば、葵はさらにその気持ちを強くするでしょう。
だから第8話では、澄晴よりもむしろ葵のほうが「別れたほうがいい」と考えてしまう可能性があります。
第8話考察④ 元夫・創が葵と澄晴の恋を反対する理由
第8話では、元夫の奥田創(徳井義実)も葵に関わってきます。
創は葵と澄晴の交際に反対し、「うまくいくわけがない」という趣旨の言葉を口にするとされています。
ここも単なる元夫の嫉妬ではないと思います。
創は葵の過去を知る人物です。
つまり、
「澄晴が知らない葵」
を知っています。
第8話以降では、創が葵の過去について何かを伝える可能性もあります。
もし創が、
「澄晴はあなたのことを知らない」
という意味の発言をするなら、葵にとってかなり大きなダメージになるでしょう。
ただし、創が最終的に葵の恋を壊す人物になるとは限りません。
むしろ一度反対することで、葵自身に「それでも澄晴を選ぶのか」と問いかける役割になる可能性があります。
第8話考察⑤ 優子と眞澄が手を組む?
もう一つ気になるのが、優子(坂井真紀)と眞澄(佐々木蔵之介)の動きです。
第8話では、眞澄が岩村(平原テツ)に連れられて、優子が働くスナックを訪れることが明らかになっています。
ここで優子と眞澄の利害が一致する可能性があります。
優子は葵と澄晴の関係を快く思っていません。
一方、眞澄は息子である澄晴の人生に大きな影響を与える存在です。
その2人が、
「葵と澄晴を別れさせる」
という一点で協力する展開は十分考えられます。
もしそうなれば、第8話からは恋愛ドラマとしてだけでなく、人間関係の駆け引きが一気に激しくなりそうです。
第8話考察⑥ ラストのインターホンは誰?
最大の注目ポイントは、第8話終盤です。
葵と澄晴は家でささやかなお祝いをしようとします。
ところが、そのタイミングでインターホンが鳴ることが予告されています。
これは明らかに、2人の幸せを中断する人物が訪れる伏線でしょう。
候補として考えられるのは、
- 莉奈
- 優子
- 眞澄
- 創
あたりです。
中でも可能性が高いのは、優子と眞澄に関係する人物です。
第8話では複数の人物が葵と澄晴の関係に介入してくるため、最後に「決定的な人物」が葵の部屋を訪れることで、第9話へつなげる展開が考えられます。
第8話考察⑦ 「香り」が2人の恋をどう導く?
『ラストノート』で忘れてはいけないのが「香り」です。
葵は長い間、花の香りを感じられなくなっていました。
ところが澄晴と一緒にいるとき、再び花の香りを感じるようになります。
これは単なる嗅覚の問題ではなく、
「葵が人生にもう一度感情を取り戻した」
ことの象徴だと考えられます。
そしてタイトルの「ラストノート」は、香水をつけたあと最後に残る香りを意味します。
つまり、このドラマでは「最後に何が残るのか」が重要なのではないでしょうか。
恋が終わったあとに残るもの。
人生で誰かと出会ったあとに残るもの。
そして、葵と澄晴が最後にお互いの人生に残すもの。
第8話では、そのテーマがよりはっきりしてくる可能性があります。
第8話の結末を大胆予想
第8話のラストでは、葵と澄晴が一度は幸せな時間を過ごすものの、莉奈・創・優子・眞澄などから次々と現実を突きつけられる展開になると予想します。
特に、
「好きだから一緒にいる」だけでは乗り越えられない問題
が2人の前に立ちはだかるでしょう。
しかし、ここで澄晴が葵との関係を諦める可能性は低いと思います。
むしろ絵画の道へ進むことによって、澄晴自身が一人の人間として自立し、
「葵に選んでもらう」のではなく、「自分の意思で葵を選ぶ」
段階へ進むのではないでしょうか。
一方の葵も、年齢差や周囲の反対を理由に身を引くのではなく、
「自分の人生だから、自分で決める」
という方向へ変わっていくと予想します。
第8話最大のポイント
第8話は、
「葵と澄晴は結ばれるのか?」
ではなく、
「結ばれた2人が、それでも一緒に生きていく覚悟を持てるのか?」
を描く回になるのではないでしょうか。
第7話で恋が成就したからこそ、第8話からは「恋の始まり」ではなく「恋を続ける難しさ」が描かれます。
そして最後に鳴るインターホンが、その後の2人の運命を大きく変える可能性があります。
第8話は、葵と澄晴の恋が本当の意味で試される転換回になると予想します。


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