全国の本屋さんが“今いちばん売りたい本”を決める『2016年本屋大賞』の
発表会が12日行われ、宮下奈都氏の『羊と鋼の森』が大賞に選ばれました。
『君の膵臓を食べたい』を抑えて受賞した『羊と鋼の森』。
著者は宮下 奈都さんで実は12年には「誰かが足りない」が第9回本屋大賞で7位に選ばれている。
念願の受賞だっ!
と思いきや…実は!
奈都氏は今回の本屋大賞について「一生、縁のない、一生に一度、取れたら夢のような賞。」と語っている。
本屋大賞って凄いの?
本屋大賞は「売り場からベストセラーを作る」をコンセプトに創設されており、今回が13回目。これまでに
「ゴールデンスランバー」(伊坂幸太郎さん、08年)
「告白」(湊かなえさん、09年)
「天地明察」(冲方丁さん、10年)「謎解きはディナーのあとで」(東川篤哉さん、11年)
「舟を編む」(三浦しをんさん、12年)などが受賞した。
振り返ると本屋大賞を受賞した作品は良い作品だと分かる。
どんなお話?
気になる『羊と鋼の森』の内容はピアノの調律に魅せられた青年が、調律師、人として成長する姿を描いた小説で全国435書店552人が投票し本屋大賞受賞をした事を踏まえると一読する価値はある。
ちなみに「本屋大賞2016」の上位10作品は…
「羊と鋼の森」宮下奈都
「君の膵臓をたべたい」住野よる
「世界の果てのこどもたち」中脇初枝
「永い言い訳」西川美和
「朝が来る」辻村深月
「王とサーカス」米澤穂信
「戦場のコックたち」深緑野分
「流」東山彰良
「教団X」中村文則
「火花」又吉直樹
となっている。