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「新電力トリプルセット割」とは?いつからどのように?

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「新電力トリプルセット割」という言葉が日経トレンディで2016年ヒット予測ベスト30の中のベスト1でしたが、いったい「新電力セット割」とはどういう事なのか?
新電力にとは?トリプルセット割りとは?2016年電力がいつからどのように変わっていくのかについてチェックしてみた。

「新電力トリプルセット割」とは?2016年のヒット予測ランキング第1位!

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2016年4月1日から電力小売りが完全自由化される。

これを期に既存の電力会社以外の「新電力」数十社が一斉に家庭向け電力事業を開始。

 

ガソリン会社から鉄道会社、商社や通信会社まで異業種からの多数参入も見込まれる。
それぞれの業界横断のセット割りで各社が競い合い、消費者の乗り換えも加速的に進むことが予想される。

 

ガソリン・電力、通信などがトリプルセット割が成立するとも言われている。

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参入が見込まれる主な企業(新電力会社)は?

2016年4月からの電力小売り完全自由化に新規参入が見込まれる新電力会社は・・・

【ガス事業者】

東京ガス、大阪ガス、北海道ガス、静岡ガス&パワー、東邦ガスなど。

【通信系・鉄道系その他の会社】
KDDI、東急グループ、ケイ・オプティコムなど。

【商社系】
丸紅など

【石油元売り系】
JX日鉱日石エネルギー(ENEOSでんき)、昭和シェル石油、出光グリーンパワー、東燃ゼネラル石油など。

 

ENEOSでんきが4月にスタート!

2016年4月にENEOSでんきがスタート。

「ENEOSでんき」契約者には系列ガソリンスタンドでの割引き特典が用意され、ケータイキャリアと交渉中とのことなので、電気・ガソリン・ケータイ(通信料金)のトリプルセット割が実現!
電気代だけでも東京電力など既存の電力会社より1%前後割引、トリプルセット割では3~5%ほど安い料金を計画している模様。

単純に電気代がこれまで10,000円かあkていた家庭だと年間で6,000円前後が節約出来るということになる。

 

 

既存電力(東京電力)では電力へのポイントの付与も開始!

既存の電力会社である東京電力は小売部門が分離し、新会社東京電力エナジーパートナー(TEPCO)となる。

 

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既存客(ユーザー)の囲い込みを急ぎ、共通ポイント(Tポイントもしくはポンタポイント)をどちらかを選んで貯めることができる。

 

新電力への乗り換えはどうする?料金は?

2016年4月1日から電力小売りが自由化され新電力会社への乗り換えが出来ることになるが、実際乗り換えはどうする?と簡単に出来るの?とか新電力の料金はどのくらい?

既存の電気メーターが使えるの?交換するの?など、いろいろ疑問が湧いてくる。

 

メーター交換は東京電力などスマートメーターというどの新電力でも利用出来、交換が一度でいいという新メーターの交換を進めているそうだが、古いメーターでも今のとこ問題もない模様だそうだ。

 

 

新電力の申し込みはどこでする?

新電力の申し込みは基本的にはネット(ウェブ)でおこなうようだが、ENEOSでんきなどはガソリンスタンドでも可能で、一部の新電力はコンビニなどでも受付けるよう。

 

新電力の検針は誰がどうやる?

これまで電気会社の人が検針していた電気の使用量だが新電力になったら、誰がどうやって検針するのか思うとこだが、新メーターのスマートメーターなら遠隔で検針可能ということ。

 

これまでの既存のメーターだと既存電力グループなどの送電会社が検針を行うもよう。

 

2016年4月からの電力自由化による市場規模は7.5兆円。
ポイント新規発行額は年350億円以上と言われている。

 

携帯電話とインターネット、固定電話のトリプルセット割と同様2016年には新電力トリプルセット割で、
我々消費者にとっては大きく光熱費や通信費節約になることを期待したいものです。

そしてポイントも賢く貯めて使っていかねばです。